丸まって眠る姿を見るのが一番好きだった。
安心して眠れる場所を作ろうと思った。
いつも不安げな顔をしてるキミに、
大丈夫だよと伝えたくて。
振り返えればそこにいた。
こうゆう顔だとふてくされるキミ。
そんな場所を作ったのは、
本当はキミだったのかもしれない。
『生きる』と決めたキミの名は、
ぼくのココロに向けた言葉。
あれから18年。
ずいぶん年を重ねたものだ。
冷たくなったキミの肉球を握りしめ、
ビロードのようになめらかな
肌の温もりを思い出す。
さよならヴィータ。
ぼくは明日を生きていく。
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